我慢ではなく、“面白さ”が勝ったからでした
収入が少し増えたとき、
正直に言えばうれしかったです。
頑張ってきたことが評価された感覚もありましたし、
「少しくらい生活をよくしてもいいかな」とも思いました。
でも結果として、
私は生活水準をほとんど上げませんでした。
それは我慢ではありません。
投資のほうが面白くなっていたからです。
■ 含み益が見えるようになった頃の変化
投資を始めたばかりの頃は、不安ばかりでした。
価格が下がれば落ち着かない。
ニュースを見るたびに心が揺れる。
でも、積立を続けていく中で、
少しずつ含み益が安定して見えるようになってきました。
下がっても戻る。
時間が経つと資産は積み上がっていく。
その体験を通して、ある日ふと思いました。
「あ、これ本当に増えていくんだ。」
そこから感覚が変わりました。
■ 使うより“回す”ほうが楽しくなった
収入が増えたとき、
何かを買おうとはあまり思いませんでした。
その代わりに浮かんだのは、
「これを投資に回したら、どうなるだろう?」
という考えでした。
消費のワクワクよりも、
資産が増えていくワクワクのほうが大きくなっていたのです。
これは理屈ではなく、感情の変化でした。
■ すでに生活は満足していた
もう一つ大きかったのは、
生活に強い不満がなかったことです。
趣味の支出は最初から生活費に組み込んでいました。
無理な節約をしていたわけでもありません。
「もっとお金を使わないと幸せになれない」
という状態ではなかったのです。
だからこそ、
収入が増えても
無理に生活を膨らませようとは思いませんでした。
■ 少しだけ怖さもあった
もちろん、迷いがゼロだったわけではありません。
周りは旅行に行ったり、
車を買い替えたりしている。
「自分は楽しんでいないのでは?」
と考えたこともあります。
でもそのたびに思い出しました。
今は、増やすフェーズだと。
今少し積み上げれば、
将来の選択肢が増える。
そう考えると、不思議と気持ちは落ち着きました。
■ 生活を上げなかったのではなく、未来を上げた
振り返ってみると、
収入が増えたから投資が加速したのではなく、
生活水準を固定したから投資が加速したのだと思います。
贅沢を我慢したのではありません。
未来が楽しみになっていたのです。
それが、
私が生活水準を上げなかった本当の理由です。
■ 次回予告
次回は、
「投資戦略をシンプルにした理由|迷わなくなった“自分の軸”の作り方」
について書きます。
商品選びに悩んでいた時期から、
なぜ“迷わない投資”に変わったのか。
戦略を決めることの大切さを、
実体験をもとにお伝えします。


コメント