はじめに
「新NISAは始めたけど、積立方法は銀行口座からの引き落としのまま。」
実は、私の職場の部下もまさにこの状態でした。
「積立設定はしてありますよ!」
そう言われて確認してみると、積立方法は現金引き落とし。クレジットカード積立に変更するだけでポイントが貯まることを知らず、「そんな違いがあったんですか?」と驚いていました。
投資では「利回り」や「銘柄選び」に目が行きがちですが、こうした小さな設定の違いが、長期では大きな差になります。
今回は、現金積立ではなくクレジットカード積立をおすすめする理由を、投資初心者にも分かりやすく解説します。
なぜクレカ積立がおすすめなのか?
クレカ積立の魅力は、単に「ポイントがもらえるから」ではありません。
大きなメリットは次の2つです。
- ポイント還元で資産形成の効率が上がる
- 買い付け漏れのリスクを減らせる
一つずつ見ていきましょう。
①【攻め】設定するだけでポイントが貯まり続ける
クレカ積立最大の魅力は、毎月の積立でポイント還元を受けられることです。
現金積立の場合、毎月5万円、10万円と積み立ててもポイントは付きません。
一方でクレジットカード積立なら、積立額に応じてポイントが自動で還元されます。
たとえば毎月5万円を積み立てる場合(還元率0.5%)を比較してみましょう。
- 現金積立: 0ポイント(年間0円)
- クレカ積立: 年間 約3,000ポイント!
これは投資の値動きとは関係なく受け取れるメリットです。
一度設定してしまえば、毎月自動でポイントが積み上がっていきます。
20年間続ければ、約6万ポイント。
ちょっとした旅行や家電購入の足しになる金額です。
💡 ポイントは使うより「再投資」がおすすめ
貯まったポイントは買い物に使うこともできます。
しかし、私がおすすめしたいのはポイント投資です。
ポイントで投資信託を購入すれば、
- 自分のお金を追加しなくても投資元本が増える
- 将来の複利効果も期待できる
- 「投資するお金が減る」という心理的負担もない
というメリットがあります。
イメージするとこのような流れです。
毎月の積立 ➔ クレカ決済 ➔ ポイント獲得 ➔ ポイント投資 ➔ さらに資産が増える
このサイクルを作れることが、クレカ積立最大の魅力だと私は考えています。
💬 最初から設定しておいて本当に正解でした
私自身は最初からクレカ積立で運用を開始したのですが、今振り返っても「本当に最初から設定しておいてよかった」と実感しています。
毎月自動でポイントが貯まり、それをそのまま投資に回すだけで資産形成のスピードが上がります。
設定にかかる時間はほんの数分。たったこれだけの作業で、その後は何もしなくてもずっとメリットを受け続けられるので、間違いなくやっておくべき設定の一つです。
②【守り】買い付け漏れのリスクを大幅に減らせる
もう一つのメリットは、積立投資を続けやすくなることです。
実は、部下との会話で一番驚いたのがここでした。
現金積立では、
- 証券口座への入金を忘れていた
- 引き落とし口座の残高が足りなかった
という理由で、その月の積立ができないケースがあります。
積立投資では、毎月コツコツ買い続けることが何より大切です。
1回の買い忘れは小さく感じても、それが積み重なると将来の資産形成に影響する可能性があります。
クレカ積立なら、普段使っているクレジットカードで自動決済されるため、資金移動を忘れるリスクを減らせます。
※もちろん、カードの利用停止や利用限度額を超えている場合は決済できませんが、日常的には現金積立よりも管理がラクになります。
💡 クレカ積立にも上限がある
ここで一つ知っておきたいポイントがあります。
現在、多くの証券会社ではクレカ積立に利用できる金額の上限があります(※月10万円まで等)。
そのため、
- クレカ積立で上限まで積み立てる
- 残りは現金積立にする
という組み合わせで利用している人も少なくありません。
「クレカ積立か現金積立か」の二択ではなく、両方を上手に使い分けることもできます。
【簡単5分】主要2大証券会社の設定方法
「設定が難しそう…」
そう思う方も安心してください。設定は5分程度で終わります。
SBI証券 × 三井住友カード
【設定手順】
- SBI証券へログイン
- 「投信」→「積立設定」を開く
- 三井住友カードを登録
- 積立商品の決済方法を「クレジットカード」に変更
- 内容を確認して完了
※SBI証券のクレカ積立には対象の三井住友カードが必要です。
楽天証券 × 楽天カード
【設定手順】
- 楽天証券へログイン
- 「積立設定」を開く
- 引き落とし方法を「楽天カード」に変更
- 内容を確認して完了
※楽天証券では楽天カードが必要です。
⏰ 設定期限だけは忘れずに
クレカ積立は、設定してすぐ適用されるわけではありません。
証券会社ごとに締切日が決まっています。
- SBI証券: 毎月10日前後
- 楽天証券: 毎月12日前後
締切を過ぎると翌々月からの適用になる場合があります。
「今度やろう」と思っているうちに締切を過ぎてしまうことも多いので、思い立ったときに設定してしまうのがおすすめです。
現金積立とクレカ積立を比較すると…
| 項目 | 現金積立 | クレカ積立 |
| ポイント還元 | × | ○ |
| ポイント投資 | × | ○ |
| 積立管理の手間 | △ | ◎ |
| 買い付け漏れのリスク | △ | ○(大幅軽減) |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
投資成果を大きく左右する設定ではありません。
しかし、長く続けるほど「もらえるポイント」と「管理のしやすさ」の差は広がっていきます。
まとめ|設定を変えるだけで資産形成はもっと効率的になる
今回は、現金積立よりもクレカ積立をおすすめする理由をご紹介しました。
ポイントをまとめると、
- クレカ積立なら毎月ポイントが貯まる
- ポイントを再投資すれば複利効果も期待できる
- 買い付け漏れのリスクを減らせる
- 一度設定すれば、あとは自動で続けられる
投資で大きな成果を出すには、「すごい銘柄」を探すことよりも、「続けられる仕組み」を作ることの方が重要です。
クレカ積立は、その仕組み作りに役立つ設定の一つだと思います。
「自分も現金積立のままだったかも…」という方は、この機会に一度設定を確認してみてください。
設定は数分で終わりますが、そのメリットは何年にもわたって積み重なっていきます。
💳 まだ対象カードを持っていない方へ
クレカ積立を始めるには、証券会社に対応したクレジットカードが必要です。
どちらも年会費無料で発行できるため、まだお持ちでない方は先に準備しておくと設定までスムーズです。
▼ SBI証券を利用している方
三井住友カード(NL)は年会費永年無料。クレカ積立はもちろん、普段の買い物でもVポイントが貯まりやすい人気カードです。
▼ 楽天証券を利用している方
楽天カードは楽天ポイントとの相性が抜群。クレカ積立でもらったポイントを、そのままポイント投資へ回せるのも魅力です。



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